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狂気の大統領Guicho Zurdo:「トロピコ」で圧政(兼腐敗)国家をシムしてみよう 

さほど新しくはないのだが、「トロピコ」という地味ながらも非常に秀作な政治?シムがある。簡単に言えば「シム・シティ」の南の島版だ。群類で言えば「A列車で行こう」や「ズー・タイクーン」やらの系統にカテゴライズされよう。要するに箱庭型シミュレーション・ゲームである。私は何もFPS(First Person Shooting)馬鹿というわけでもない。たまにはこういうのもやるのである。や、実はFPS馬鹿なんですが。嘘ついてどうもすみません。
それはまあいいとして、「トロピコ」の詳細についてはこのあたりを読んでもらえば何となくおわかりいただけようかと思うが、とにかく非常によろしい出来な“政治シム”なのだ。あえてそう言う。

そこで本題。

「もし、史上稀に見るものすごい圧政者、サダム・フセインやイディ・アミンも吹き飛ぶような香ばしい独裁者が完膚なきまでの恐怖兼腐敗政治体制を敷いて国家と民を支配した場合、その国の未来はいったいどうなってしまうのか」


それが今回の企画である。

一駄目国家の栄華と衰退を、この「トロピコ」を使って経過を観察しようということである。要するに、いかに国家を繁栄させ民をに幸福をもたらすかが主眼のゲームで、その正反対の立ち位置から徹底した暴政を繰り広げ、圧政国家の逝く末をシミュレートしてみましょうというお話である。ま、やる前から何となく結果の仮説は立てられてしまうわけだが。まあいいや。

ということで、舞台設定をば。

まずは島の環境である。
どんなもんかと思案したのだが、ひとまずすべてが平均的な環境という設定の下で経過を測った方がよかろうということで、島の広さ・標高ともに中規模程度にした。植物・水域・鉱物・人口分布も標準設定にて。
続いて勝利目標。今回は極端な国家の命運を測ることが目的なので、特に勝利目標の設定はせず。下地となる環境(風土)情勢も、排他的だとか定期的に選挙実施せにゃならんとかあるのだが、ここも特には設定せず。政治安定度も経済情勢もイベント発生頻度もひとまず標準仕様で。
極悪政権は恐らく10年から20年の間の任期中途で崩壊濃厚なのではあるが、まあまかり間違って長期政権を維持できるということも想定し(心理学上、人は完全に諦めた場合は抵抗を放棄するのである。まあシステム的にそこまで要素が組み入れられているかどうかはわからんが)、とりあえず50年にしてみた。いや、われながらあり得ねえと思った。もう既に敗戦処理な心境の私。しかしそれでも私は逝く。

さて、悲劇の舞台が整ったところで、今度はその狂気の圧政者のキャラ作りをせねばならん。
プロフにはパパ・ドクことデュバリエ大統領からペロン夫人からピノチェト将軍から果てはチェ・ゲバラまでと、かつて中南米諸国の香ばしさを彩った層々たる顔ぶれが用意されているのだが、ここは徹底した悪党で逝くのがよかろうということで、ニカラグアのアナスタシオ・ソモサ大統領をチョイス。ソモサは親子二代でニカラグアを支配していたのだが、そのあまりの香ばしさに民衆から総スカンを食らい、最終的にはFSLN(サンディニスタ民族解放戦線)に詰められて国を追われた挙げ句に、亡命先のパラグアイで暗殺されたおっさんだ。余談であるが。
あるいはキャラ的にはパナマのノリエガ将軍でもよかったのだが、実を言うと顔は素質には影響ないので、これは超オマケ要素に過ぎない。本当は。ただまあそこは気分の問題だ。私はとことん悪党で逝きたいのである。
で、仕上げに命名。偉大なるわれらが大統領の名は、創意工夫なく“Guicho Zurdo”に決定。秒殺決議。どうでもいいとこはとことん手抜きな私。

さて、どうでもいい表層が決まったところで、今度は素質(特性)やら属性を決めねばらない。こちらの方が遥かに重要である。これは各パラメーターに多大なる影響を及ぼすし、政権発足後の舵取りの鍵ともなる部分だ。ここは慎重に逝きたい。
まずは出身階層である。成り上がりの強欲守銭奴という設定も捨て難いのだが、腐敗兼恐怖政治という形が恐らくは最悪の政治形態と思われるので、ここは軍や警察も統制できるタイプがよかろう。ということで、「大元帥」を選択。そう、プレシデンテ・ギチョは盲信の軍国主義者たちの偉大なる最高指導者として権力を握ったのである。
当然ながら右派からの支持は+30%、兵隊らの練度は+15%と、統治するにはいい傾向となった。そして当然ながら愛する国民の自由度指数は-20%、いやのっけから香ばしいな。
そしてその偉大なるギチョ大元帥の権力基盤とは何か。うーん、ここは迷いどころである。「クーデターを首謀」に自然と手が逝ってしまうところなのだが、「ファシスト党を広めた」にも心は揺れる。あるいは「CIAが設置」というのも何とも甘美な響きである。かつて「独裁者で構わん。共産主義者よりはマシだ」の論理の下、野放図にキチガイを増長させてしまったあの時代を彷彿とさせるものがある。
しかしまあ軍部といえばな安直さも気になるところではあるが、ここは素直に「クーデターを首謀」を選んでみた。そう、私は正当でない政権奪取によって大統領の座を得たのである。
そんならキャラ的には「大佐」あたりがよかろうとも思うのだが、それやりだしたらきりがないのでこれでヨシ。

続いて決めねばならんのは大統領の素質(特性)。
諸君、私は偉大なる支配者であり、諸君らはこの偉大なる私に統治・支配されてはじめて永遠の未来を手にするのである。ということで、当然ここは「カリスマ的」にチェックだ。そして国家と国民は己が富をもたらすための道具と手段に過ぎぬという断固たる観点から逝きたいので、「財テクの天才」にチェック。諸君、偉大なる私は力の限り腐敗する所存なのである。
で、「トロピコ」の偉いのは要素として人格的欠点も用意している点にある。そう、人間誰しも欠点はあるのだ。しかし欠点だらけの私はどうしたらいいでしょう、はいいとして欠点の選択。ここも迷い箸で、どの欠点も頂きたいところなのだが、キャラ設定考慮しつつ選択。まず独裁者たるもの敵だらけである。常に疑心暗鬼、猜疑心に満ち溢れねばならん。ということで「偏執的」を高らかにチョイス。これチェック入れた途端、オプション効果で「警官が凶悪」ときたもんだ。何だそれは(笑)。あとはそうだなあ、「病的なうそつき」も惹かれるし、「うぬぼれ屋」というのも権力の頂点にそびえ立つ者として必須な条件な気もするし、「短気」もなかなかよろしいかと思われるし、「尊大」というのも見逃し難い要素だ。うーん。まあ己が神であるな困った性分がよかろうということで、「尊大」をチョイス。

さあ、これで面倒な初期設定がすべて終わりました。
ということで以下、極悪大統領の概観↓

民主主義の期待度:ほぼゼロ
総合的な敬意:-5%
軍国主義者の派閥:+60%
資本主義者の派閥:+10%
アメリカとの外交関係:-20%
自由度:-40%
工場の生産性:+20%
犯罪発生率:-20%
兵士の練度:+15%
軍事施設の建設費:-25%
ラジオとテレビの独断的主張:+50%
布告を出す費用:+30%
銀行と店舗の建設費:-25%
警官が凶悪


いやはじまる前からいい具合に炎上だ。
「民主主義の期待度:ほぼゼロ」ってなんだ悲しそうに言いやがって。あたり前だろうがコラ。私の統治下でそんな期待なんぞあるとでも思ってんのか。
「総合的な敬意:-5%」はちと許し難い。私の何が気に入らないというのか。反政権謳うような輩は発見次第即再教育キャンプ逝きだ。よく覚えておけ。
「軍国主義者の派閥:+60%」、「資本主義者の派閥:+10%」、「工場の生産性:+20%」、「兵士の練度:+15%」、「軍事施設の建設費:-25%」はまあ妥当な線としてだな、「アメリカとの外交関係:-20%」って何だよ。アメリカめはそんなに私をソ連にすり寄らせたいのか。いいだろう、アメリカよ。私は第二のキューバ(ただし反共)として理不尽に君臨してやる所存だ。カリブ海の果てから煽ってやるからそう思え。
「自由度:-40%」。-40%で済んだことをありがたいと思え。その数値はギチョ政権発足後の暁にはさらに激しく低下させる予定だ。
「犯罪発生率:-20%」って私ってばただそこにいるだけで怖いですか。そうですか。
「ラジオとテレビの独断的主張:+50%」、「布告を出す費用:+30%」ってまあカリスマも良し悪しってとこですかね。
「銀行と店舗の建設費:-25%」にはなってはおりますが、どうせ土建関係は費用上乗せの根回し談合で国庫から民の汗と涙の結晶を搾取して私腹を肥やす段取りなので、結局マイナス分も相殺されてしまうかと思われます。ハイ。
「警官が凶悪」、まあ警察国家は恐怖政治の象徴でもあり、ってことでこれでいいでしょう。

実に素晴らしい限りだ。ということで、レッツ・スタート。
政権の経過は遂次報告の予定。
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