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狂気の大統領Guicho Zurdo:「トロピコ」で共産国家をシムしてみよう 

そういえば「トロピコ」の世界って、よくよく考えると共産主義社会的な色合いがかなり濃い。医療・教育等の恩恵は無料(国庫負担)だとか、すべての労働者の給料は国家から支払われるとか。あるいは各産業が総じて“国営”であったり、そこから得る経済的収益は国庫として計上されるという点もそうだ。住宅を含むすべての建築物も国家の手によるものだ。国民が自らの意思で建てられるのは堀っ建て小屋だけである。
まあこういった部分は、ゲーム・システム上そうせざるを得ないという部分でもあって、そこを現実社会に照らし合わせて「税制」やら「自由競争」といった概念を導入してしまうと、諸々の成果がわかりにくくなる上に、システムとしてもより複雑兼難解になってしまう。それはそれで“政治シム”としてのリアリティは増すのだろうが、“ゲーム”としての面白さはむしろ低下するだろう。得る結果や数字が直接的なものでなく、間接的なものになってしまうからだ。それではつまらん。
まあそれはともかくとして、ふと考えてみた。この「トロピコ」が持つ、というか基本仕様たる“共産主義社会的要素”をフルに活かし、より徹底した路線で突き詰めて逝けば、そこは完全なる共産主義国家(世界)ということになるのではないか。それはマルクスもレーニンも成し得なかった夢である。うむ、やってみる価値はあろうて。

そこで今回の企画。

「もし完全なる共産主義国家の構築というものを成し得た場合、そこは果たして地上の楽園となるのだろうか」


カリブ海の片隅にに突如として誕生する赤い国。それもただの赤ではない。赤よりも赤い赤である。赤の中の赤である。要するに真っ赤である。それに比べればキューバの赤さなど所詮まやかしの赤に過ぎない。単なる赤風味である。
さあ、この完全なる赤い国の構築とその経過を、この「トロピコ」でシミュレートである。前回の「圧政編」では散々だったわけだが、果たして今回はいかに。

ということで、また舞台設定をば。

島の環境は前回と同様、すべて平均仕様。島の広さ・標高ともに中規模程度、植物・水域・鉱物・人口分布も標準設定。
続いて勝利目標。今回はそうだなあ、やはり経過観察が主眼なので、特に勝利目標の設定はせず。下地となる環境(風土)情勢も特色なし。政治安定度も経済情勢もイベント発生頻度も同じく標準仕様で。
政権期間も前回同様50年。安定させればそれくらい伸びるだろう。現に、赤いキューバのヒゲ葉巻は半世紀余を経て未だ健在だ。

さて、次は赤い大統領のキャラ作り。
前回の圧政編では、恐らくは中南米諸国歴代極悪大統領十傑にエントリーされるであろう、ニカラグアのソモサ大統領をチョイスしたわけだが、今回はだな、んー政治的立ち位置上キャラは限られてしまうよなあ。最初チリのアジェンデ大統領を考えたのだが、あいにくいねえでやんの。かといってその後釜のピノチェトってわけにもいかんだろ。つーか立ち位置的に正反対じゃねえか。
となると、やはりこの男しかおるまい。その名の通り、うんこの香りも誉れ高きキューバのフィデル・スカトロ(仮名:フィデル・カストロ)議長その人である。スカトロ議長は未だ現役で赤いキューバの頂に鎮座ましまするまさに今そこにあるうんこなわけだが、まあいいでしょう。
ちなみに、かつてこの目の上のうんこをどうにかせんと、隣国アメリカ合衆国が毒入り葉巻を用意してスカトロ抹殺を目論んだ作戦(結局未遂)があったのだが、その時暗殺を託されたマイルス・コープランドなるCIA要員が、実はポリスのドラマーだったスチュアート・コープランドの父親であるというのは超余談である。

で、ご尊顔が決まったところで、この赤い大統領に命名を。
考えるまでもない。その名はもちろん“Guicho Zurdo”である。そう、前回怒れる愚民どもに大統領宮殿を破壊され、側近ポンセ(仮名)と共に手漕ぎボートでカリブ海を彷徨った私は、今度は赤い大統領として再起を賭けるのである。抜かりはないな、ポンセよ。

まあ、キャラの表層はやはりどうでもよい部分でございまして、核である素質(特性)やら属性といった重要な部分をば。
まずは出身階層。やはり政治思想的な点からして「左翼の作家」とか「住民の英雄」、「農夫」といった草の根レベル系貧乏人に目が逝ってしまいがちなのだが、ここは完全なる共産主義国家の構築が目標であるということを鑑み、理論的指導者であることが望ましいだろう。ということで、「モスクワ大学卒」を選択。そう、今甦りしトロピコの悪夢プレシデンテ・ギチョは、今度はモスクワ仕込みの筋金の共産主義者として再び権力の座に返り咲くのである。手漕ぎボートの屈辱に泣いたわが魂を報うために、地上の楽園成就のために、トロピコよ、私は帰って来た!

さて、この赤い大統領ギチョの権力基盤とは。そうだな、己が政治思想が民衆の支持を得たという形よりもだ、赤い国を増やすべくクレムリンの意向に基づき、神の見えざる屁によって権力を与えられたという背景に惹かれる。よって「KGBが設置した」をチョイス。今ここに、赤い傀儡政権が誕生したのである。そう、私は寒い国から来た大統領。父はマルクス、母はレーニン。本籍はモスクワ市ジェルジンスキー通り2番地。

続いて大統領の素質(特性)。
んー、断固たる共産主義者としての素質とはなんじゃらほい。改めて考えると難しいのだが、まあイメージ的に糞真面目な官僚ってとこかなあということで「行政官」にチェック。でまあ理論型共産主義者ってキャラでもあるんで「学者肌」にもチェック。うむ、こんなとこか。
で、人格的欠点の選択。そうだなあ、前回と同じになってしまうのだが、やはり反体制分子の動向には敏感であろう。階級闘争に明け暮れた私は常に疑心暗鬼で猜疑心だらけ。よってまた「偏執的」。でもこれ選ぶと自動的にオプション効果で「警官が凶悪」なんだよな。またかよ(笑)。あとはまあ、愚民を騙し騙し「労働者諸君は天国にいるのである」とかブチ上げねばならんのだろうということで、「病的なうそつき」をチョイス。
こんなところでしょう。

さあ、赤い大統領の概観が出ましたよ↓

民主主義の期待度:非常に低い
総合的な敬意:-10%
軍国主義者の派閥:+10%
宗教的派閥:-15%
共産主義者の派閥:+20%
知識人の派閥:-15%
アメリカとの外交関係:-25%
ソ連との外交関係+60%
自由度:-30%
教育:+50%
建設費:-10%
学歴がなくとも兵士になることが許される
警官が凶悪


どうなのか。

傀儡政権だけに「民主主義の期待度:非常に低い」ってのはしょうがない。つーか共産主義にそんなものを期待するな。
「共産主義者の派閥:+20%」って何だよ。がっくりさせんな。これはもっと高くてもいいだろうに。何が気に入らんというのか。傀儡がか。そうですか。
わが国は第二のキューバというかそれ以上赤くなる所存なんで、「アメリカとの外交関係:-25%」は当然だ。ここは「ソ連との外交関係:+60%」という傀儡ならではの蜜月をフルに活用してだな、カリブ海の冬将軍として君臨していこうかと。
「自由度:-30%」といい具合に低い。当然ですね。ええ。
あとはまあそうだな、香ばしさを鑑みれば妥当な数値ってとこだろう。

さあ、カリブの赤い国の命運は。ということで、レッツ・スタート。
結果わかり次第、リプレイ報告。
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